みなさんご存知『オールスター感謝祭』。毎年春と秋の新番組スタート前の改編シーズンに生放送される大型クイズ特番です。2022年10月1日(土)に放送された『オールスター感謝祭’22秋』は、32年目・62回目になるそうです。
芸能界・各界の著名人有名人が多数出演するこの番組。秋ドラマに登場する俳優さんが話題になりがちですが、お笑い好きの私はどうしてもお笑い芸人さんに目がいってしまいます。
コロナ前は画面いっぱいの解答者がいる中で、ひな壇の最上段の芸人さんを密かにチェックしていました。なかなか映らないなか、がんばってアピールして爪痕を残そうとする芸人さんが愛しく、密かにエールを送っていたんですよね。
オールスター感謝祭’22秋 解答者芸人をスタジオ・モニター枠で調査!
数年前からコロナ対策でクイズ解答者はスタジオ出演と別室からのモニター出演と分かれるようになりました。さらに解答者全体の人数も半数以上激減。スタジオはおろか、モニター枠に入るのもかなりの狭き門となっています。
そんな中で選抜された芸人さんはTBSテレビが現在相当期待をかけている激推しということになるでしょう。『オールスター感謝祭’22秋』に出演していた芸人さんをスタジオ枠と別室モニター枠に分けて調べてみました。
スタジオ枠
- 川島明(麒麟)
- せいや、粗品(霜降り明星)
- 岡部大(ハナコ)
- フワちゃん
- もう中学生
別室モニター枠
- 山添寛(相席スタート)
- おいでやす小田
- 金ちゃん、坂井良多(鬼越トマホーク)
- 鈴木もぐら、水川かたまり(空気階段)
- こがけん
- ヤジマリー。(スカチャン)
- 嶋佐和也、 屋敷裕政(ニューヨーク)
- ハリウッドザコシショウ
- あんり、きりやはるか、田辺智加(ぼる塾)
- 盛山晋太郎、リリー(見取り図)
- 内海崇、駒場孝(ミルクボーイ)
- 都留拓也(ラパルフェ)
※50音順(コンビ・トリオ名)
スタジオ枠の麒麟川島・霜降り明星がMC陣をアシスト!
山﨑賢人さんや二宮和也さんら人気俳優が多数出演するスタジオで川島さんを1列目中央に配置。
今田耕司さん、島崎和歌子さんの進行をさりげなくアシストしながら、後方上段の『ラヴィット!』芸人ら(あのちゃん含む)が鎮座するモニター陣とスタジオとスムーズにつなぐ重要なポジションとして起用されたのでしょう。その落ち着きっぷりや名アシストぶりはお見事。その安定感たるや、3人目のMC的な存在にも感じられました。
1列目の向かって右端に配置されたのが霜降り明星。彼らの後方、2列目に配置されたフワちゃんともう中学生さん。スタジオは1~2列目がリアル芸能人が座り、3列目に芸能人たちが映っているモニターを配置していました。
霜降り明星のふたりの役割として、生放送で暴走しかねない独自のワールドを持つフワちゃんともう中学生さんのお目付け役かつ、川島さんとともにMC陣のフォローと盛り上げがお見事。今まで多くの芸人で作り上げていた感謝祭独特のワチャワチャを数少ないスタジオ芸人枠の川島さんと霜降り明星が担っていたような気がします。
山﨑賢人さん主演の日曜劇場『アトムの童』に出演するハナコ岡部さん。6名の芸人枠の中では芸人というより、俳優としての立ち位置での出演でした。それがとても馴染んでいて違和感がなかった。ガツガツとした芸風ではない岡部さんの醸し出す雰囲気もあり、バラエティ番組での新しい芸人の立ち位置を確立したのかと。
番組終了間際に初めて発言…モニター枠芸人たちとスタジオとの絡みの難しさ
モニター枠芸人には、ぼる塾やニューヨーク、見取り図といった『ラヴィット!』レギュラー陣。もはや番組名物となっているキーワードクイズで新境地を開拓した相席スタート山添さんら『ラヴィット!』でおなじみの顔ぶれの芸人さんほか、一度はゲストで登場している方々ばかりでした。
そんな『ラヴィット!』で覚醒、またはさらに認知を上げた伸び盛りの芸人さんたちと『ラヴィット!』をTBSの看板番組のひとつにまで押し上げた次世代MC・川島さん。そんな『ラヴィット!』とTBSの長寿番組『オールスター感謝祭』が交わる特別な時間だったと思います。
しかし、川島さんとモニター枠芸人と絡む時間が短かった。番組終了間際に突然感想を求められ、5時間半近く待機していた芸人さんたちはあたふた。こがけんさん、おいでやす小田さん、空気階段の水川かたまりさんが今回の放送で初発言だったと告白していました。
初企画も盛りだくさんでしたし、今田さんもスタジオとは別室にいるモニター枠の方々に話を振るのも難しかったのかもしれません。
コロナが落ち着いたら、また昔のようなひな壇ぎゅうぎゅうに芸能人たちを詰め込んだ感謝祭が戻ってくるはずです。MC陣や俳優たちと同じ空間でなんとか爪痕を残そうと戦う芸人さんたちの姿を早くチェックしたいですね。
なつかしチケットvol.1 『麒麟だど』
初めて行った麒麟単独ライブのチケットです。今は、NMB48劇場になっている当時の若手劇場baseよしもとで観戦しました。1999年にデビュー後、2001年のM-1グランプリで決勝に進出してブレイク。超若手だった麒麟はノーマーク、ダークホースとの異名がつき、注目の的に。麒麟の漫才が見たくて大阪まで遠征しました。
M-1には8年連続出場したうち、ファイナリスト進出は5回。M-1で見せた漫才の実力と一度聴いたら耳残りする低音ボイスの持ち主の川島さん、田村さんのなんとも憎めないかわいらしいキャラもあり、人気が沸騰。当時、麒麟が出演するライブにはファンが殺到し、チケットはプラチナ化していました。本当にチケットが取りにくかった印象があります。登場するだけで女子たちの大歓声が上がるbaseよしもとのアイドル的な存在でした。
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